ちょこっとメイクアップ
2004.6.15up

市販のお人形にちょこっと手を加えて、
雰囲気の違いを楽しんでみましょう。
モデルドールはジェニーです。

使う道具はアイペイントと一緒です。
基本的に元のプリントは消さないで、
塗料を上から重ねていくかたちになります。

* 注意 *
加工前の状態に戻すことは難しいです。
アイプリントの塗膜は強いので、
追加分だけ修正することも不可能ではないですが
あくまでも自己責任でお願いします。
気軽にメイク変更したい人は、人形用の化粧ペンなど、
水で落とせる素材の使用をお勧めします。

ジェニー・ストリート5シンボルジェニー2002ジェニー・パーティー5

 現在一般的に出回っているジェニーは中国製のPGフェイスです。以前のものに比べ、植毛・アイプリント・素材など全体的に質も向上していますが、バリエーション豊富なのは髪型だけで、髪色・メイク色はほぼ同一です。可愛いんだけど、ちょっと物足りない……、そんな時はリップの色やアイシャドウなどに手を加えてメイク変更してみると、少し印象が変わったりします。

 モデルドールは左から「ジェニー・ストリート5 ('03.9)」「シンボルジェニー ('02.4)」「ジェニー・パーティー5 ('04.3)」です。同じ髪色とアイプリントでも、髪型・メイク・衣装などでかなり違う印象になります。


ストリートアップ

 無加工のストリート5。一般的なPGフェイスのジェニーです。アイシャドウは薄紫色でリップはパールピンク。バージョンによってはまぶたの上にさらに銀のシャドウ入り。現在出回っている中国製ジェニーはほぼこのパターンになります。
 中国製ドールと国産ドールの大きな違いは、目の星(点)の部分です。じっくり手にとって近くから観察するとわかりますが、国産は星の部分が盛り上がっています。これは最後に職人が注射器のようなもので一つ一つ書いているのですが、現在の一般ラインである中国製はそれもすべてプリントです。個体差が少なくなる(激しくズレない)などの利点もあるのですが、今ひとつのっぺりしている感も。気になる人は、星の上に細い筆か楊枝で白の塗料を重ねてみるとちょっと活き活きして見えるかも。

シンボル加工後アップ

 2002年発売の旧シンボルジェニーです。こちらはその目の星のプリント自体がズレていた、という量産型が裏目にでてしまった形のお人形です。左目のメインの星の位置がどうにも微妙だったのですが、現在では型が修正されています。
 その星のズレが気になったので修正しました。左目の上の星をいったん焦茶色で潰して、新たに斜め右下(現在の位置)に星を打ち直し。間近で見ると微妙に塗料の質の差が白っぽく見えますが、普通に飾ったり撮影する分には目立たないと思います。
 元気なイメージがあったので、リップはオレンジ系に変更。薄めに溶いて元のリップの上に重ね塗りしたので、パールオレンジっぽい感じに見えます。
 アイシャドウは水色。ちょっと派手かな(^^;Aという感じですが、目の星の色に合わせて水色にしたような記憶があります。ペイント変更は'02年8月頃。

パーティ加工後アップ

 最近購入したパーティー5です。エイティーンジェニー風な大人っぽい髪型が気に入ったのですが、メイクは他のジェニーと同様だったのでちょっと物足りなく感じ、リップを濃い目のピンクに変えてみました。
 こちらは塗料に白が混ざっていることもあり、下地のパールはまったくわかりません。元の形より気持ち大きめに塗っています。変更したのはリップのみですが、それだけでも印象変わったりするので面白いです。
 髪のボリュームが凄かったので、多少抑えられたら〜といちど熱めのお湯でシャンプーしたあと、ポリスリーブをつけてしばらく寝かせてみました。……あまり変わってないような(^_^;) 個人的にはくるんくるんカールよりも、ソバージュくらいの方が好みなんですが、あまり見ないですねー。

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