カナン
「…………」

セレスト
「カナンさま？　あの、何か」

カナン
「ほら、後を追うから眼鏡をかけろ」

セレスト
「カナンさまがかけてくださるんなら…」

カナン
「……まったく」

カナン
「これでどうだ？」

セレスト
「ありがとうございます」
（言ってみるもんだな……）

カナン
「…何か言ったか？」

セレスト
「いいえ、何も」（にっこり）

カナン
「まあいい、後を追うぞ」



以下ゲーム本編に続く。

カナン「にしても完璧な変装だったな」

セレスト「あのー」

カナン「らぶらぶカップルを冷やかすのは公園デートの基本だな」

セレスト「そのカップル扱いされたのが私たちなんですが…」

カナン「細かいことは気にするな！ 僕とらぶらぶくらっしゅ新ロマンソーダ飲めたことに感謝をだな」

セレスト「ええー？（だってそのネーミング不吉すぎますよ…）」

カナン「シリエさんを見てたら昔ものの本で読んだ『光様』を思い出したぞ」

セレスト「それは言わない約束です」

カナン「何でだ？ いい話じゃないか！ 宇宙を救う女お（以下自主規制）」

カナン「…ところでこの後で微熱王子の表紙撮影をするらしいんだが」

セレスト「私的にイケてるのはこの角度でしょうか」

カナン「……。バーテンやおかし男になったからといって、某ギャルソンにまでなりきらなくてもいいんだぞ」

セレスト「は！？ 何ですかそれ」

カナン「雨に降られたら、後ろから抱き付いてもいいだろうか」

セレスト「だから何の話をしてるんですかーー！？」

カナン「ふっふっふ。チーズ・マリアージュとやらはとても美味なチーズケーキだそうだ。今度姉上にお願いしてみようかな」

カナン「そうだセレスト、今度宝箱を見つけたら、開けるときはこのポーズでいこう！」

セレスト「もしかしなくてもじゅりいさん対策ですか……」

セレスト「何というか…、萌流さんが喜びそうな気がします」

カナン「どうだろう。逆カプだと怒られそうな気もするが」

セレスト「ぎゃ……だからそういう言葉はどこで覚えてこられるんですか………」（頭痛）